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資源小国の挑戦 第1章 共生に向けて(3+) 海底に眠る「燃える氷」メタンハイドレート
2006年02月04日
 年間5000万トンも輸入している天然ガスの代わりに、ガス燃料の主役に躍り出る可能性があるメタンハイドレート。この「海底に眠る燃える氷」の研究開発は国家プロジェクトに位置づけられ、政府は平成28年度までに量産技術の確立を目指している。

 メタンハイドレートが存在するのは、水深500メートル以上の海底下200-300メートルの地層や極地に近い永久凍土といった低温・高圧下に限られる。日本では東海沖から四国沖、日向灘にかけての堆積層に多く分布していると見られている。

 政府は、平成7年から旧石油公団によるメタンハイドレートの研究を本格化させ、11年末に静岡県沖で初めてメタンハイドレートの存在を確認。13年からは産官学による研究機関「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム」を設立し、商業生産への長期計画を策定した。

 しかし、商業生産にあたっては課題も多い。海底に折り重なる地層の中から、音波探査などでメタンハイドレートを探しあて、面状に掘り出す採掘技術を確立しなければならない。また、常温下ではメタンガスが散逸してしまうため、採掘と同時にガスを分離し、パイプラインなどで搬送する仕組みも必要だ。

 更に環境面での対策も求められている。メタンガスは二酸化炭素に比べ、20倍以上の温暖化効果があるとされる。メタンハイドレートの採掘過程でメタンガスが漏れ出せば、地球環境に悪影響を及ぼす可能性も指摘されている。

2006年2月3日 産経新聞3面特集
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