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資源小国の挑戦 第1章 共生に向けて(2+) 中国、石油獲得に躍起
2006年02月02日
 世界はいま、「静かな石油危機」に直面している。原油生産が頭打ちになる中で石油需要が年々増え、それが石油高騰を招いている。この新たなエネルギー問題のカギを握るのが中国だ。

 2005年の中国の石油消費量は、日量660万バレルにのぼった。1990年に比べて3倍近い量だ。工業化の進展や消費形態の多様化を背景に急速に拡大しており、これが世界の原油需給に大きな影響を与えている。

 中国は海外資源の獲得にも積極的だ。中国海洋石油(CNOOC)は昨年6月、米石油大手ユノカルに買収を仕掛けた。ユノカルは当時、石油メジャー(国際石油資本)の米シェブロンに買収されることで合意していたが、CNOOCはシェブロンを上回る買収価格を提示し、巻き返しを狙った。

 原油・天然ガス生産量を見ると、CNOOCは4月に経営統合して誕生する国際石油開発帝石ホールディングスとほとんど変わらない。それが日本円で2兆円以上の資金を用意し、買収に名乗りを上げた。

 この買収劇は米議会の反発で失敗に終わったが、その後、中国石油天然ガス集団(CNPC)はカザフスタンに油田権益を持つカナダの石油会社を買収した。

 更に中国政府は、今年に入ってインドと油田開発の協力で合意したほか、世界最大の原油輸出国であるサウジアラビアとも石油や天然ガスなどの協力強化を決めるなど、エネルギーの安定調達に向けた資源外交も展開している。

 これに対し、日本は特殊法人改革の一環で旧石油公団が解体され、国家としてエネルギー戦略を企画・立案する「司令塔」不在の状態が続いている。

 環境省や経済産業省など、組織の縦割りを排し、地球環境問題を含めた総合的な「エネルギー安全保障」を議論すべき時期を迎えている。

2006年2月2日 産経新聞2面特集
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