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国連再考 第1部 (4) ‐ 礼賛の裏側
2003年07月31日
 「日米安保条約も米軍基地も自衛隊も、すべて破棄し、日本の安全の保障には中立的な諸国の部隊からなる国連警察軍の日本駐留を提案したい」 「約二十六万に及ぶ日本の自衛隊を警察予備隊程度にまで大幅に縮小し、それを駐日国連警察軍の補助部隊として国連軍指令官の指揮下におき、一切の経費は日本国民が負担する」 東大教授の坂本義和氏は一九五九年、こんな日本の防衛構想を発表した。 東西冷戦の厳しい時代に日米安保に反...

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国連再考 第1部 (3) ‐ 歴史的な失態
2003年07月30日
 「ヤスシ・アカシという人物は災禍だった。 国連の歴史にも特筆される大災禍だった。 アカシのためにボスニアでの平和維持活動(PKO)は歴史上でも最も効率の悪い軍事行動となってしまったのだ」 ジーン・カークパトリック氏は「アカシ」という名を口にするとき、特に力を込め、表情を険しくした。 同氏は、一九八〇年代にレーガン政権の女性国連大使として活躍し、いまもブッシュ政権から国連人権委員会の米国主席代表に任じられ...

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国連再考 第1部 (2) ‐ 聖なる神殿
2003年07月29日
 国連への信奉という点ではわが日本は全世界でも最高位にランクされるだろう。現実主義者とされる小沢一郎氏のような政治家までが「国連警察軍」を常設し、自衛隊を提供する構想を説くことにも、戦後の日本の国連の理想への並はずれた期待があらわである。 皮肉なことに日本と米国は同盟パートナー同士でありながら、こと国連への態度となると、全世界でも最も離れた両極端のコントラストを描く。 国連に対し米国では年来、反発...

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国連再考 第1部 (1) ‐ 無効論
2003年07月28日
 「米国よ、国際連合から脱退せよ!」 こんな文句を大書きしたプラカードを長身の男性が高く掲げ、左右に激しく振っていた。米国の首都ワシントンのポトマック河畔、かの有名なウォーターゲートのビル群の前、交通量の多い公園道路の交差点脇だった。六月下旬の土曜日午後のことである。 「国連はアメリカの国のあり方とは異質の価値観を強引に押しつけてくる。平和を求めると称しながら、実は戦争の原因を作っているのだ」 地...

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